『巨人ゴーレム』(1920)より、「ゴーレムの初めてのお使い」です。これは映画本編で出来たてのゴーレムの試験運転で買い物を命ぜられた時のアレ。スチールなどで割と有名な姿です。ところで、今年(2020年)は奇しくも映画公開から丁度100年で、世間ではスーパーなどでポリ袋が有料化、エコバッグが推奨されるようになり、何かとタイムリーなネタになりました。

 顔はスカルピー、本体がファンドによる手造型で、買い物籠、荷物、胸の五芒星メダル、ベースを3Dモデリングで造型。紐はタコ糸をほぐしたもの、肩の輪っかはマルカンを使用しました。頭部の左右非対称を再現。顔は演者のかなりふざけた写真を資料にしましたが割と普通に落ち着きました。

その昔、名匠トーマス・クンツの『巨人ゴーレム』が欲しかったのですが、当時は金が無くて買えませんでした。今にして思えば、無理をしてでも買っておけばよかったなあと後悔しきり。あれから何年経ったでしょうか?今ようやく、自分で造形し、完成させることが出来ました。

【作品データ】
全高約:31㎝
レジン製(紐とマルカン付属)
【キット価格】
22,000円(税込・送料別)(完売しました)

※レジンのリサイクルチップを使用した手作業成型のため、キットには多少の汚れが出ることがあります。
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