1980⇒1989

地獄の門(1980)

"Paura nella città dei morti viventi(CITY OF THE LIVING DEAD)"
イタリア / ダニア・フィルム=ナショナル・チネマトグラフィカ

[Staff]
制作:ジョヴァンニ・マシーニ
監督:ルチオ・フルチ
脚本:ダルダーノ・サケッティ
撮影:セルジオ・サルヴァティ
特撮:ジノ・デ・ロッシ
音楽:ファビオ・フリッツィ
配給:メデューサ・ディストリビュツオーネ

[Cast]
ピーター・・・クリストファー・ジョージ
メアリー・・・カトリオーナ・マッコール
ジェリー・・・カルロ・デ・メイヨ
エミリー・・・アントネッラ・インテルレンギ
サンドラ・・・ジャネット・アグレン
ボブ・・・ジョヴァンニ・ロンバルド・ラディーチェ
ローズ・・・ダニエラ・ドリア
トーマス神父・・・ファブリツィオ・ジョヴィーネ
トミー・・・ミケーレ・ソアヴィ

[Story]
 ニューヨークで行われた降霊会で若い霊能力者メアリーは、自殺する神父の姿にコンタクトしてしまい、そのショックで息絶えてしまった。亡骸は埋葬されたが、土中の棺の中でメアリーは息を吹き返した。たまたま、墓の近くにいた男が悲鳴を聞きつけ、ツルハシで墓をあばき、メアリーを救出。彼の名はピーター。メアリーの不審死を取材していた新聞記者であった。メアリーがいうには「ダンウィッチの町でトーマス神父が『聖職者の自殺』という冒涜行為によって地獄の門を開いた」という。メアリーはピーターと共に、ダンウィッチの町に赴くが、そこはすでに悪霊の跋扈する地獄の入口と化していた。

[Text]
ルチオ・フルチ監督の「サンゲリア(1980)」に続くゾンビ映画第二弾。

悪霊と化した神父に見つめられた若い女性が、臓物を吐き出すグロシーンがこの作品の象徴とも言えるが、このシーン自体は物語には全く関係がない。

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