2012年9月27日、ハーバート・ロムが他界した。
ハーバート・ロムといえば、ピンク・パンサー・シリーズのドレフュス主任警部(署長)役がまず思い出されるが、一方、ホラー映画でもお馴染みの顔だった。その中でも代表的といえるのが、1962年のハマー・フィルムによる、「オペラの怪人」ではないだろうか?
この作品は、本邦未公開。原作を大きく変更し、舞台はパリからロンドンに置き換えられ、怪人も「シニカルながらも純粋な音楽家」として描かれた。私はこの作品が大好きで、繰り返し鑑賞している。

ハーバート・ロムの追悼として、オペラの怪人の 「ファントム・マスク」を製作した。
映画のラスト・カットをモチーフに。