レジンの中空成型に挑戦。レジンにタルク粉を混ぜます。タルク粉とは、FRPに混ぜて粘度を上げてポリパテを作るための粉で、シッカロールの原料です。

レジン樹脂A液にタルク粉を混ぜます(混ぜるのはA液でもB液でもよい)。重量比は1(液):約1.5(タルク)。粉を入れ過ぎると硬化後がもろくなります。

今回、ウルトラマン・マスクの型を使用。写真の成型品はタルクではなく、試験的にレジンにシッカロールを混ぜたもの。タルクを混ぜた時点で液は餡子状に固くなりますが、B液を混ぜると意外にゆるくなります。この時、程良い粘度になるようにする加減が難しい。少々固めになる方が良いようです。樹脂を筆塗りする時に筆にシンナーを付けるとなめらかになります。

中空成型が出来れば材料の大幅節約につながります。ムクにするにしても表面気泡を回避できるので模型の製作工程を大幅に短縮することができるはず。

10000049_564253737003676_960038261_n10013693_564253757003674_957048275_n10008392_564254013670315_630229990_n1608496_564591316969918_1716581979_n1927020_564591436969906_605643483_n