ソイレント・グリーン(1973)
初見。
まあ、あのー、去年「食品の裏側~みんな大好きな添加物」という本を読ませていただいたわけだけれども・・・。
味噌ラーメンには味噌は入っておらず、醤油ラーメンには醤油は入ってない。
コーヒークリームは「ミルク」ではなく、植物油を乳白剤で白くしたもの。
ph調整剤ってなーに?身体にイイモノと思ってません?
とか、そんなことが羅列されている本。
んー、ソイレントグリーンは、「未来の人工食料」で原料は「海のプランクトン」と言われているのだけれども、ソイレント社は嘘こいているわけで、その原料が何か?という話で・・・
人口が膨れ上がって食う寝るに人が困っている。住居と食料が枯渇している中、そんな食い物がある。
安楽死が認められてる世界なんですわ、未来世界が。安楽死させてくれる施設がある。人が沢山いるし、生きていてもイイことないので、「もういいか」と思った人が、死ぬ、というより人を辞めてしまうわけだな。
でまあ、リサイクルされるわけ。
まあねー、衝撃的とはいうけれどもさ・・・。
海で取れた魚が何を食って大きくなったか、誰も知らないわけだし。
センター街のとある焼き肉バイキングでは、どれが何の肉なのか書いてないし。
ホントね、映画の話だけじゃなくて、普段我々は何を口に入れてるかわからないのよ。(身も蓋もない話)