★怪奇男爵/菊地秀行(作家)

1949年、千葉県生まれ。
子供の頃に観たハマー・ドラキュラの第1作『吸血鬼ドラキュラ』(1958)に強烈な刺激を受け、その影響(?)でホラー作家への道を歩む。
ジャーナリストの職を経て、1982年に「魔界都市<新宿>」で作家デビュー。「魔界行」三部作の大ヒットでベストセラー作家の仲間入りを果たし、以後は日本を代表するホラー&伝奇小説作家として活躍。<新宿>を舞台に“魔界医師メフィスト”や“秋せつら”など魅力的なキャラクターを次々と生み出すほか、「吸血鬼ハンター“D”」等々でその人気を不動のものにした。 著作総数は300冊を超えるが、まだまだその勢いが衰える気配はない。
映画ファンとしても有名で、特にホラー&SF映画への造詣は深く、その方面の著書も数冊上梓している。

★Mr.ホラー/石田 一(作家)

1956年 大阪生まれ。
日本における、ホラーSF映画研究の第一人者。 「日本版スターログ」、「宇宙船」への協力、執筆、そして「ムービー・モンスターズ」「ホラー・ワールド」等、ファンのバイブルともいえる名著を残す。
1994年、株式会社ファングスを設立し、「日本版ファンゴリア」を発行。
初代編集長も兼任する。
フォーレスト・J・アッカーマンより「日本の息子」と呼ばれ、日本のホラ−・SF・ファンタジー映画文化の牽引役の一人であり、リーダー的存在である。
1999年、長編小説「斬魔京都変」で作家デビューし、ホラー・アンソロジー「異形コレクション」シリーズに短編ホラー小説を執筆。


★井上雅彦(作家)

1960年東京生まれ。
東京都立板橋高等学校を経て明治大学商学部卒業。
1983年(昭和58年)、「よけいなものが」が星新一ショートショート・コンクールにて優秀賞受賞。作家としてデビューする。 ホラーアンソロジー『異形コレクション』を監修。