1895⇒1929

Drakula halála「ドラクラの死」(1923)

"Drakula halála"
ハンガリー / Corvin Filmgyár

[Staff]
監督:カロリー・ライタイ
脚本:カロリー・ライタイ, Mihály Kertész (Michael Curtiz)
撮影:Eduard Hoesch
配給:Jenö Tuchten

[Cast]
Drakula・・・Paul Askonas
Mary Land・・・Margit Lux
Doctor・・・Elemér Thury
Fake doctor・・・Lajos Réthey
Assistant・・・Aladár Ihász
Funny man・・・Karl Götz
George・・・Dezsö Kertész
Lajos Szalkay, Zoltán Dezső, Hatvani Károly, Oszkár Perczel, Károly Hatvani,
Anna Marie Hegener, Paula Kende, Lene Myl, Magda Sonja, Béla Tímár



[Text]

drakula_halala1a.jpg内容には諸説あり「自分を吸血鬼と思いこんでいる音楽教師の物語」であるとか「ドラキュラだと思っている男のいる精神病院を訪れた女性の恐怖を描いたもの」など、内容が報告によって違う。どの道、ロストフィルムであるから内容の詳細は不明である。が、最近の研究で、ブラム・ストーカーの原作とは、なんら関係が無いことがわかっている。
とはいっても「ドラキュラ」が初めて映画で扱われた作品だ。
公開が1923年4月14日であることが伝えられている。ハンガリー国内のみの公開だったという。
ドラキュラのスペルも「DRACULA」ではなく「DRAKULA」だ。

最近はこの作品のデータがそこそこ詳しく海外のサイトで紹介されているが、最も詳しいのがハンガリー語のため、詳細を知るにはちょっと・・・。
ハンガリーといえば、ベラ・ルゴシの故郷である。ひょっとしたら、ルゴシはこの作品を観ているかもしれない・・・という冗談が、本国のサイトで紹介されていた。