本作品はもともと3D映画として公開された。そのため、随所に立体的な演出が施されている。
フランケンシュタイン男爵は内臓嗜好、屍姦嗜好、実姉を妻とし、子供も二人いる、という異常性愛者という設定。助手のオットーは、粗雑な役立たずの変態。姉のカトリンはセックスマニア。子供は残酷で鉄面皮。主人公のニコラスは性欲おびただしく、カトリンと関係を持っている、と、まともな人間が(主要人物では)全く出てこない作品である。
サシャは「ホモ」という定説であるが、本編ではその設定は登場せず、「僧侶志望で女性に興味が無い男」という設定である。
翌年製作された「処女の生血(1974)」と出演者、セットを共有しているという。